「1月公開の主演作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のプロモーション来日で、記者会見をドタキャンしましたよね。翌日になって『怪獣チュパカブラと戦っていた』と意味不明の言い訳をしていましたが、じつは全米でのさんたんたる結果が耳に届いた直後の来日だっただけに、『もう宣伝なんてやってらんねえ』とヤケ酒をくらっていたのは明白でした」(前出・映画関係者)
それでも日本はスター天国。ありえないドタキャンの言い訳にも突っ込むメディアもなかった。加えて、まだ女性を中心に「ジョニデ様」とチヤホヤするファンも多く、本国では大コケ作の「モルデカイ」も日本国内では、「心配していましたが、及第点レベルは入った」(配給会社宣伝マン)のだという。
しかし、極東のチヤホヤ程度では大スターの傷ついたプライドは癒えない。今回、大ヒットが約束されているシリーズ「パイレーツ」にすがる思いで出演しているのが、ジョニデを取り巻く厳しい状況だという。
「かつては“出演してやっている”という立場が、いまや“出していただいてる”というのが実情。しかし、だらだら続いているこのシリーズもまもなく終わりでしょうから、そうなればギャラだけ高くて客を呼べないジョニデに出演依頼をする映画会社はゼロでしょう。パイレーツ終了=ジョニデ強制引退となりかねません」(前出・映画関係者)
その落ちぶれた現実を苦慮して精神的ダメージを受け、“登校拒否”になったというのが、今回の失踪理由だと大方の関係者は見ているという。
「巨額契約のディズニー映画ですから、おそらく数日後にはひょっこり現れて、撮影は再開されるはずですよ」(前出・配給会社宣伝マン)
心優しい日本のファンはひと安心か? しかし、今度も「チュパカブラと戦っていた」では通用しないと思うのだが‥‥。