7月スタートのフジテレビ系ドラマ「探偵の探偵」で、北川景子が主演を務めることが発表された。北川が演じるのは悪徳探偵業者を調査・追及する探偵役で、本格アクションにも挑戦するという。北川に詳しい芸能関係者が語る。
「原作は『万能鑑定士Q』シリーズの松岡圭祐さんが書き下ろす最新シリーズ作です。北川さんは昔から読書が趣味で、小説が原作のドラマに出演する際は嬉しい反面、責任感も感じると言っていました。そんな北川さんは、恩田陸、東野圭吾などの作家が好きだと公言してますが、実は10代の頃からサン=テグジュペリ作『星の王子さま』が大好きなんです。今も変わらずに大好きな本の一つで、箱根にある『星の王子さまミュージアム』にも時折、足を運んでいるそうですよ」
北川は「星の王子さま」が2005年に宮崎あおい主演で舞台化された際に観劇。王子さま役を演じた1歳差の宮崎の演技を見て感動すると同時に、「自分には絶対出来ない」と痛感したという。芸能関係者が続ける。
「北川さんのこの舞台への思い入れは強く、2006年公開の映画『チェリーパイ』は、舞台で演出を手掛けた白井晃さんが出ると聞いて出演を決めたほどです。共演した際、白井さんにその想いを話すと、『王子さまじゃなく、花役の方が合うと思うよ』とアドバイスされ、『いつか成長して演じたい』と誓ったと言っていました。花役を演じたのは元宝塚の安寿ミラさんということもあり、宝塚のある兵庫県出身の北川さんは前から宝塚を観たいと思っていて、2012年に実現しています。初観劇で主演を務めた蘭寿とむさんのファンになり、その蘭寿さんが同年夏に『星の王子さま』の舞台をやったことに運命を感じ、さらに想いを深めたそうですよ」
安寿ミラが「星の王子さま」で花役を演じたのは45歳の時。DAIGOとの結婚が噂される北川だが、結婚後も女優業を続け、いつか夢を叶えて欲しいものだ。