スポーツ

石川遼を捨ててよかった!錦織圭“先物買い”企業が渾身のガッツポーズ

20150512nishikori

 優勝候補の一角として参戦する全仏オープン開幕も間近。この1年のスペシャルな躍進ぶりで、日本中にテニスファンを急増させている錦織圭(25)。しかし、いまや錦織の活躍での一喜一憂は、ファンよりも企業のほうがすさまじいという。

 全米オープン準優勝でブレイクした昨年末の段階で、すでにイチローや本田圭佑のピーク時を凌駕したという経済効果は300億円を超え、波及効果全体では約800億円とも言われているが、スポーツマーケティングに明るいジャーナリストは、今年に入ってさらに企業の期待が高まっていると話す。

「なぜなら、かねてからの錦織スポンサード企業の株価推移は軒並み右肩上がり。商品などの企業努力もあるでしょうが、どのトーナメントでも上位争いをしている錦織選手が後押ししているのは間違いない」

 錦織がトーナメントを勝ち進むのと比例するように株価も上昇するということだが、数あるスポンサーの中でもとくに有名なのがユニクロ(ファーストリテイリング)ということは皆さんもご存知だろう。

「2011年に錦織と契約を交わしましたが、当時、他の企業が行列を作っていたアスリートといえば、ゴルフの石川遼でした。ところが石川には見向きもせず、錦織を先物買いしたのがユニクロ。その先見の明に、他の企業は完全に一目置いてますね」(前出・ジャーナリスト)

 当時の石川遼の契約料が高額すぎて断念したという裏話もあるようだが、それでも清水の舞台から飛び降りた企業は数知れず。今となっては「ドブに金を捨てたと言われてもしかたない」(前出・ジャーナリスト)というだけに、石川をスパッとあきらめ、シード選手でもなかった錦織を選んだ眼力はさすがだ。世界1位のノバク・ジョコビッチとの契約も「錦織が契約している会社なら大丈夫」とジョコビッチがコメントしただけあって、2人の対戦はさながら「ユニクロ祭り」となる。ユニフォームもバカ売れし、社員のガッツポーズも止まらないのだという。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論