スポーツ

錦織だけじゃない!日本テニスがデ杯で敗れても将来が明るい理由とは?

20150310nishikori

 3月6日~8日にカナダで開催されたデビスカップ(デ杯)のワールドグループ1回戦で、日本はカナダに2勝3敗で惜敗。2年連続のベスト8進出を逃した。だが、エース・錦織圭に続く層も厚くなってきている。

 今回出場した4人は錦織の世界ランキング4位を筆頭に、85位の伊藤竜馬、86位の添田豪、そして276位の内山靖崇という面々。このメンバー構成は世界的に見ても悪くないという。

「今年のデ杯で100位以内の選手を3人以上揃えている国は、全部で7チームしかありません。つまり、ランキングだけを見れば日本はベスト8クラスの顔ぶれなのです。昨年の日本代表では錦織はまだ世界17位でしたし、2番手の添田は112位でした。確実に底上げができていると言えます」(スポーツ紙記者)

 錦織のような世界トップクラスの選手がいる国は、シングルスでの勝利がある程度期待できる。そうなると、勝敗のカギを握るのは2日目のダブルスとなる。実のところ、昨年と今年の違いもダブルスの勝敗だったと言えるのだ。

「カナダのネスターはダブルスの世界ランキングが5位という、まさにダブルスのスペシャリスト。しかし、昨年は錦織が内山と組んでダブルスに出場し、3-1で勝利したのです。添田・内山ペアで挑んだ今年は第5セットまでもつれこむ健闘を見せたものの、2-3で惜敗しました」(前出・スポーツ紙記者)

 実は日本代表の内山も、日本選手のなかではダブルスのスペシャリスト的な存在。しかも、まだ22歳と若いのが強みだ。日本にはほかにも、25歳の錦織より若くて将来有望な選手が控えているという。

「最注目株は、昨年のアジア大会で優勝した西岡良仁。19歳の若さで昨年プロデビューしたばかりですが、錦織と同様に米フロリダ州を拠点にしており、すでに世界ランキングは147位です。錦織が150位の壁を突破したのは二十歳のときですから、今後の急成長が期待できます」(前出・スポーツ紙記者)

 このほかにも157位の守屋宏紀(24)や219位のダニエル太郎(22)など、来年にも日本代表入りが狙えそうな若手も控えている。しかも、以前は若年層の競技者数が減っていたテニスだが、錦織の活躍に刺激され、テニス部やテニススクールに入る小中学生も増えているとか。「次の錦織圭」は、あなたの近くにいるかもしれない!?

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論