衰えない美貌と美脚、スキャンダルとは無縁の円満私生活──そんな森高千里(46)が売れている。CM3本、レギュラー2本で夫・江口洋介の収入をはるかに超えた。そんな復活劇の背景には実は、あの「矢口真里事件」があった!
「『私がオバさんになっても』と歌っていましたが、全然『オバさん』になっていません。変わらないルックス、声、細い美脚はとても40代とは思えません」
森高をこう評するのはコラムニストの中森明夫氏だ。現在はCM3本、レギュラー2本を持つ森高だが、「アサヒ スタイルフリー【プリン体ゼロ】」のCMでは往年の名曲「気分爽快」を熱唱。短パン美脚姿を披露している。森高効果をアサヒホールディングスの広報担当者が明かす。
「4月14日に発売されたばかりですが、4月末までで45万ケースを販売しました。好調な出足です」
同じく4月にはレギュラー司会を務めるフジテレビ「水曜歌謡祭」もスタートしている。
「視聴率に苦しむフジが、社運を賭けて21年ぶりとなる生放送の歌番組を開始しました。森高の司会は社長の肝いり。ギャラは1回で100万円と言われます」(フジ関係者)
今年は夫の収入も超えると見られる森高だが、リラックスした状態で仕事を楽しんでいるという。
「洋服を買うのが趣味で、ベンツのRV車のゲレンデを自分で運転して渋谷の東急本店などに行くそうです。そうして買ってきた服やアクセサリーを楽屋に持ち込んで、『これ、かわいいでしょ』などとスタイリストとファッション談議に花を咲かせていますね」(番組関係者)
収録中もカメラに映っていないところで、歌手の歌が流れると一緒に口ずさみリズムをとって体を揺らしている森高。まさに完全復活となったが、そのきっかけは、意外にも13年5月に起こった矢口真里(32)の一件にあった。芸能ジャーナリストが語る。
「実は、矢口真里と森高は同じ事務所。事件以前、矢口は年間2億~3億円を稼ぐ事務所の稼ぎ頭だった。ところが事件で干され、困った事務所幹部が家庭に収まっていた森高に復活してほしいと説得したのです」