矢口真里への逆風が収まらない。4月に出演した「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)の人気企画「格付けしあう女たち」では「いい奥さんになりそうな女」アンケートで最下位、2月の同番組でも「裏表のありそうな女」のワースト1位に続き“二冠”を達成した。
さらに、5月12日放送の「有田チルドレン」(TBS系)で、「人生の教科書」だという人気漫画『ONE PIECE』について「芸能界と通じるものがある」と熱弁。自身の離婚を踏まえた「『ONE PIECE』って恋愛は描いてない。だから(私は)失敗した」という発言に、ネット上では「自分のミスを『ONE PIECE』のせいにするな」「矢口真里は二度と『ONE PIECE』を語るな」と大ブーイングが巻き起こった。
もっとも、復帰が絶望的だったことを考えると、今の状況はかなりうまくいっているとも言えるが、世間の“矢口アレルギー”の強さは、本人の予想以上だったのではないだろうか。
スポーツ紙の芸能デスクは、「石田純一の成功例が矢口復活のヒントになる」と言ってこう続ける。
「石田はそれまでは俳優でしたが、例の“文化発言”があまりに悪く、それ以降はドラマに呼ばれることがほとんどなくなりました。そこでシフトチェンジし、女好きなイメージを前面に出し、バラエティに進出。自虐的に笑わせるネタを提供することで今の成功につながったのです。幸運なことに矢口はまだまったく忘れられているわけではありませんから、騒動を笑いに変えることができれば、以前の地位に返り咲くことはたやすいはずです」
実は、矢口に対して応援したがっているタレントやマスコミ関係者は意外に多いのだという。
「にもかかわらず、所属事務所は自虐キャラが必要な仕事はほとんど断わって、キレイな仕事ばかり選んでいる。応援する側の忍耐力もいつまでも続かないのだから、早く“言い訳だらけな女”のイメージを払拭すべきだと思いますが」(テレビ関係者)
大好きな「ONE PIECE」にならって、「快楽王に私はなる!」くらいの開き直りを見せてもらいたいものだ。