90年代後半に、日本でもにわかに盛り上がった「地ビール」。そんな地ビールの旨さに懐かしさを感じるお父さん世代なら、きっと昨今の「クラフトビール」ブームも大歓迎だろう。
クラフトビールとは“地ビールの進化系”とも言われ、小規模な醸造所でビール職人が手作りする少量生産のビールのこと。
本場アメリカではそんなブルワリーが全国にたくさんあり、その土地ならではの料理と一緒にその土地のクラフトビールを楽しむのが、食文化として定着しているのだ。
そんなクラフトビールの楽しみ方を国産ビールブランドで体験できるのが、先月東京と大阪にオープンしたコンセプトショップ「キリン一番搾りガーデンBrewer’s Spirit(ブルワーズ スピリット)」。同店では今月19日から、国産クラフトビールともいうべく「9つの一番搾り」を期間限定で店内販売するという。
この9つの一番搾りは、全国にあるキリンビール9工場(北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場)の9人の醸造家が、この期間のために少量生産でつくった、いわば“ご当地一番搾り”。地元の名水や米、麦芽を使ったその土地ならではの味と深み、飲み心地を実現した自信の1杯だとか。
現在オンエア中のCMで、アイドルグループ・嵐のメンバーがみんなで飲み比べている“あのビール”といえば、おわかりの人も多いだろう。
ちなみに ご当地一番搾りが飲めるのは各商品を販売している各工場を中心としたエリアか、このキリン一番搾りガーデンのみで、販売期間は5/19~6/1の間が仙台、横浜、岡山工場分の一番搾り。続いて6/2~15日までが取手、名古屋、神戸工場分。そして6/16~30日が北海道千歳、滋賀、福岡工場分というローテーションだ。
詳しいお店の情報や各一番搾りの詳細は下記リンク先をチェック、また、9つの一番搾りが絶対もらえるキャンペーンも開催中なので、遠方の人は応募してみるのも一考だ。
今年に入って、続々とオープンしているクラフトビールショップ。この文化が日本でも定着すれば、お父さんたちの夜の楽しみがまたひとつ、増えるかもしれない。
キリン 一番搾りガーデンBrewer’s Spirit
http://www.kirin.co.jp/products/beer/ichiban/is_garden/
一番搾り「全国9工場の醸造家がつくる9つの一番搾り」絶対もらえるキャンペーン