「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)のチャリティーランナーが、タレントのDAIGOに決定したのは周知の通り。しかし、今回のランナー選出ほど異例づくめだったことはないだろう。
5月19日、同局にて放送の「幸せ!ボンビーガール」内でランナーに指名されたDAIGOは、とりあえず返事を保留。その決断を下すまでの葛藤を、翌週の放送でドキュメンタリー形式に放送するというものだった。
ところが、こんな演出に対して視聴者はしらけムード。ネット上でも「初めからDAIGOで決まってたんだろ?」「ここまで引っ張るほどのことか?」と、今回の演出に不満が噴出。さらには「24時間テレビ、もう飽きた」と番組不用論まで飛び出すなど、始まる前から不穏な空気が漂いはじめている。
「今回の演出は、局内でも不評でした」とテレビ関係者は言う。
「あんな茶番を放送したらしらけるどころか、ドン引き、視聴者が呆れるのも当然です。この世間の反応に担当者は真っ青になってるでしょうね」
チャリティーと銘打ちながらも、とかく募金の使い方が問題視される同番組は、いまやその看板であるランナー選びにも毎度困窮しているという。
マラソンランナーを引き受けたのはDAIGOにとって正解だったのか。その答えはゴールしたときにわかるのかもしれない。