5月25日、7月スタートのテレビドラマ「デスノート」(日本テレビ系)のキャストが発表された。主人公の夜神月役は窪田正孝、彼と対峙する探偵のL役は山崎賢人が演じるという。しかしこの発表に対しネット上では、キャスティングや原作の改変に関して「原作ぶち壊しだ!」と批判の声が続出している。
「原作では主人公が天才という設定だったのですが、ドラマでは平凡な大学生へと設定変更したことが発表され、批判の声が高まっています。おそらく制作側は『デスノート』実写映画の評価が高いため、同じことをドラマでやっても意味がないと判断し、今回の改変に踏み切ったのでしょう。しかしそれをやるならキャラクターなども一新すべきでした。その中途半端な改変が、さらなる原作ファンの怒りを買う事態となっているのです」(映画ライター)
また26日には累計発行部数350万部を超える人気漫画「俺物語!!」の実写キャストも発表されたが、こちらもまたネット上では、あるキャスティングに関してほぼ批判しか見当たらない悲惨な状況となっている。
「実写版『俺物語!!』への批判はキャスティングへの不満がほとんどです。まず原作の砂川誠は、女子が思わず振り返ってしまうほどのイケメンなのですが、砂川演じる坂口健太郎は『美男子とは違う』との意見が大半を占めている。またヒロインも、原作の小動物的な可愛さとはイメージが異なる、身長161センチのモデルである永野芽郁が演じることで怒りの声が続出。しかしその一方、体格の良い猛男を演じる鈴木亮平には比較的批判の声が少なく、むしろ本作のために体重を30キロも増やしたことで、その頑張りが他のキャストにより無駄になってしまうのではと、同情の声があがっています」(コミック誌ライター)
人気漫画だからこそ実写化の際は、多くの原作ファンから厳しい目で見られてしまうという。ぜひ役者たちには、それらの批判を吹き飛ばすほどの演技を見せてほしいものだ。