ももいろクローバーZ推しのヤンキース・田中将大を筆頭に、AKB48小嶋菜月推しでテルの愛称で親しまれた元サッカー日本代表の岩本輝雄など、アイドルオタクのアスリートたちは年々急増中だ。
最近、一躍話題になったのが、イケメンとしても有名な明治大学在学中のプロ卓球選手・丹羽孝希。今年4~5月に開催された世界卓球選手権のダブルスに、これまた中日ドラゴンズの浅尾投手似で人気の高い松平健太とのイケメンペアで臨み3位入賞。自他とも認める日本卓球界が誇る若きホープなわけだが、じつは彼も最近まで「乃木オタ」(乃木坂46のファンの総称)として精力的にオタ活をしていた。
「白石麻衣や生田絵梨花など、グループ内に3人の推しメンがいる丹羽は、ライブイベントに3人分の推しタオル(推しメンの名前が書かれているタオル)を持って参戦。今年、原宿に期間限定でオープンした『乃木坂46カフェ2015』に足を運ぶ姿もファンたちに目撃されています。また、本人もツイッターで『まいやんと生ちゃんに頑張ってと言われた今なら、中国にだって勝てる気がする』とつぶやいており、ハマり具合は相当なものです」(アイドル誌ライター)
そんな順風満帆なオタライフを送っていた丹羽が、5月のツイッターで突然の乃木オタ卒業を発表。その理由について、同グループの12枚目シングル(7月発売予定)の選抜メンバー発表に対して不満があるため、と発言している。同シングルでは丹羽の推しメンはいずれも選抜入りし、フロントメンバーに名を連ねているものの、センターポジションを逃している。
「つまり、今回の選抜発表でセンターに選ばれた生駒里奈に対する遠回しな批判ととらえられ、生駒のファンと思われる人たちが丹羽のツイッターに殺到。ツイッターのアカウントが削除されるまでに事態は発展しました」(前出・アイドル誌ライター)
丹羽が本当に乃木オタを卒業したのかは現段階では不明だが、ファンの間では続報が待たれているという。