「えっ、ファン辞めたんじゃなかったの?」
そんな声が乃木坂46ファンから多く聞かれた。
8月22日に放送された生放送特番「リオ五輪2016総集編~夢と感動をありがとう! メダリスト大感謝祭SP~」(フジテレビ系)にリオから帰国した日本人アスリートたちが出演。そんななか、乃木坂ファンが注目したのが卓球男子団体のメンバーの1人である丹羽孝希だ。決勝で中国に敗れたものの、みごとに銀メダルを獲得。スタジオでもその偉業をホメたたえていたのだが、途中、司会の三宅正治アナウンサーから丹羽宛てに「ある方たちから祝福のメッセージが届いている」と紹介された。
その“ある方たち”というのが、乃木坂46の白石麻衣、秋元真夏、若月佑美の3人。実は、丹羽は知る人ぞ知る乃木坂46の大ファン。それを考慮した番組スタッフが丹羽の推しメンである白石らに祝福のVTRメッセージを打診、サプライズでプレゼントしたのだ。
これには丹羽もVTRが流れるや否や満面の笑み。さらに「メダル取ったより嬉しかった」とニヤけが止まらない様子を見せた。
しかし、乃木坂ファンたちの中には「まだファンだったのかよ!?」とブ然とした人も多数いたようだ。
「丹羽は以前から乃木坂ファンを公言していましたが、昨年5月にツイッターで乃木坂ファン引退を宣言。その引退理由は当時の最新シングル曲で、初代センターの生駒里奈が待望のセンター復帰を果たした『太陽ノック』の選抜に不満があったと説明しています。以降はツイッターも削除し、乃木坂について言及することもなくなっていました。ただ『太陽ノック』の次のシングル、『今、話したい誰かがいる』では丹羽の推しメンである白石と西野七瀬がWセンターに選ばれていましたから、ファン引退を密かに撤回したのでしょう(笑)」(アイドル誌記者)
ネット上でも「ファン引退とか偉そうに言っておいてコレかよ」「生駒ちゃんがかわいそうだわ」「まあいいけど、真のファンじゃないね」など、日本中がチヤホヤ真っ最中のメダリストに対し、一部のファンからは非常に冷めたコメントも目立つ。
メダルを取ったご褒美とはいえ、ツイッターでファン引退を宣言した丹羽に対しファンがブーイングする気持ちもわかる。今後は誰がセンターになろうと、一時的な感情で乃木坂を突き放すようなコメントはしないほうが無難だろう。
(石田安竹)