スポーツ

好調の陰で…“巨人大誤算男10人”が爆発寸前!「DeNA筒香強奪の要員は大田っだった?」

20150611i

 キャンプ中から、原監督が幾度となく口にしていたのは、未完の大器、大田泰示(24)の4番構想。ミスターが松井秀喜氏をマンツーマン指導で一本立ちさせたように、自身の手による生え抜き和製大砲育成は悲願だったが、これもあっさりと頓挫した。

「4月30日以降、10試合で4番に抜擢されましたが、5月13日には1番に移動。スタメン出場しない試合も増えていきました。4番なのにコンパクトに流し打ちしようとするなど怖さがなく、試合を決める一発を打てるわけでもなかったですからね。失格の烙印が押された形です」(スポーツ紙デスク)

 大田については、原監督が本当に和製大砲に仕立て上げようとしていたのか、はなはだ疑わしい、こんな話まである。明かすのは球団関係者だ。

「13年、巨人はDeNAにトレードを打診していました。まだブレイクする前の筒香嘉智(23)の強奪に動いたのです。その交換要員が大田だったといいます。もちろん、この話はまとまりませんでしたが、三冠王も視野に入る筒香の活躍を目の当たりにして、原監督も複雑な思いでしょうね」

 これでまた大誤算男が1人増えることになり、やがて4番には坂本勇人(26)が座ることに。巨人担当記者によれば、

「消去法での選択ですよ。しかし坂本は現状、4番タイプではなく、根本的な解決策になっていない。坂本自身も『(4番の)タイプじゃない』と、歓迎してはいない様子です」

 ちなみに、チームの柱となった坂本は打率2割4分6厘で、セ・リーグ打撃成績の第22位。本塁打はわずか3本である(5月28日現在。以下同)。とはいえ、そもそも巨人には打撃10傑に入る打者は1人もおらず、坂本の数字がチーム最上位という体たらく。余談だが、1番での出場が多い長野久義(30)にしても、

「すごく嫌がっていますね。落ち着かない打順だから、と。『いちばん嫌な打順です』とまで言っています」(巨人担当記者)

 こうして誤算の波はあちこちに押し寄せ、原構想に次々と狂いが生じていく。

 坂本の低打率が象徴するように、チーム打率はリーグ5位で、得点数も同4位。防御率はリーグトップだけに、「投高打低」は明らかである。そのせいか、こんなエピソードも。

「昨オフ、巨人を退団してDeNAに移籍したロペス(31)の活躍ぶりですよ。巨人内では今、『ロペスを残しておけばよかったじゃないか』との声がしきりで、原監督もロペスが活躍する姿を見て悔やんでいるようです」(スポーツライター)

 セ・リーグ打率7位で2割9分7厘、8本塁打の数字を見れば、そんな気持ちになるのもわかろうというもの。放出は誤算だった。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」