法廷闘争のうえ、念願の日本テレビアナウンサーとなった異色の新人・笹崎里菜が3日、「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」でテレビ画面に初登場。「本気、前向き、ひたむきに! 自分の色をみつけます」と笑顔を見せて意気込む姿が放送された。
笹崎アナは日テレに内定が決まった後、学生時代に銀座でホステスのアルバイトをしていたことが発覚し、内定を取り消された。しかし、それを不服として民事訴訟を起こし、“内定取り消しの取り消し”を要求。和解したことで、晴れてアナウンス部に配属されたいきさつがある。だが、局内の評判はいまだ芳しくないようだ。
「日テレは、97年に石川牧子がアナウンス部長になって以来“アナウンサーのタレント化”を嫌う傾向にあります。『アナウンサーの基本はニュースを正確に伝える』という石川さんの意向は、同局最古参女子アナの井田由美、元アナウンス部部長の木村優子らにも引き継がれていきました。それゆえに教育には厳しく、特に女子アナには普段の振る舞いまでも注視されます。そんなお局アナたちからすれば、笹崎アナは正直入社してほしくなかったというのが本音でしょう」(テレビ関係者)
また、スポンサーから多額の利益供与を受けた上重聡アナの問題も影響しているようだ。
「いまだ上重問題が尾を引いているアナウンス部。そこにきて今後もスキャンダルが発覚しそうな“爆弾娘”が入ってきたものだから、部内はピリピリムードですよ。一説にはスポーツ番組に配属されるという話もありますが、取材したスポーツ選手たちに口説かれて、すぐにひと騒動ありそう。そうなれば、あっという間に“干されアナ”に成りかねません」(前出・テレビ関係者)
アナウンサーデビューしたことで、今後は本業でも世間からの厳しい目が向けられそうだ。