東京に本家“レリゴー”が響いた! 社会現象となった映画「アナと雪の女王」でエルサの声を演じて大ブレイク。自身初のワールドツアーで来日中のイディナ・メンゼル(44)による初の東京公演が4日、日本武道館で開催された。
「イディナがあんなに近くに来てくれて信じられなかった」
「私もハグしたかった~」「まさか一緒にステージに上がって一緒に歌えるなんて‥‥」
本場ミュージカルで定評のある歌声はもちろんだが、何より観客を驚かせたのはそのサービスぶり。コンサートの中盤、靴を脱ぎ捨て裸足になって観客席に降りると、そのままアリーナ中を走り回り、観客とハグしまくり。さらに「歌える人?」と呼びかけて挙手したファンたちとデュエット。アナ雪ファンの少女にはキスまでしてあげるなど、会場のボルテージが一気に高まった。
「私も近くで見ていましたが、男性にも抱きつきまくりでセキュリティは大丈夫か? と心配したほど。ミュージカルで叩き上げた苦労人、40代で初めてソロのワールドツアーですから、出し惜しみなしという大サービスでした。私の周囲でも男女問わず何人も涙を流していましたね。あのチャーミングな人柄は、たとえ“レリゴー”しか知らない観客ですら大満足させたようです」(音楽誌ライター)
アンコールでは神田沙也加もステージに上がり、まさにアナとエルサの共演となったわけだが、それも「付け足し」に感じられるほどの好感度満点のステージ。5日の武道館追加公演でジャパン・ツアーは終了だが、本人がステージ上で「何度も何度も来たい」と語り万雷の拍手を受けていたように、見逃した人にもすぐにチャンスが来るかもしれない。