芸能

綾野剛主演「新宿スワン」大ヒットで気になるスカウトマンの懐実情!

20150612shinjukuswan.jp

 大ヒット公開中の映画「新宿スワン」。現在、客引きやスカウト行為は条例で禁止されているが、新宿アルタ前や渋谷スクランブル交差点で「スカウトマン」に声をかけられた女性は少なくないだろう。

「かわいいね。お仕事探してない?」「君なら時給8000円は出るよ」というお決まりの誘い文句の他に、「ねえ、飴食べない?」「一目惚れしちゃったんだけど連絡先教えてくれない?」など、ナンパのように声をかけているスカウトマンも珍しくない。彼らの中には漫画「新宿スワン」を読み“幸せ請負人”になろうと決意した者も多いだろう。

 年々条例が厳しくなり、この不景気の中、実際のスカウトマンたちはどのように活動しているのか。歌舞伎町のスカウトマンが話す。

「条例は厳しくなってはいますけど、今も昔と変わらず街頭でキャッチしてますね。昔と変わったのは名刺を作らなくなったことくらいかな。昔はバンバン名刺配っていたけど、個人情報が記載された名刺を路上にポイ捨てする女の子が多くて、警察から連絡がきちゃうんです。えっ、稼ぎですか? 今はスカウトのリスクが高くなったぶん人数が減ったので、昔とそう変わりませんね」

 収入については個人差があり、月30万ぐらいの人もいれば幹部クラスで200万円以上という人も。しかし、そうした幹部クラスの人は自バラの経費もハンパではなく、女の子と打ち合わせする際のご飯代や交通費他で、月に50万円以上と高額。実際、売れっ子の女の子が「お店を辞めたい」なんて言い始めた時には、電話やメール、直接会ってメンタルケアをすることも仕事の一つなのだ。

 公開初日に、綾野剛や園監督らが映画のRPを兼ねて歌舞伎町の清掃活動をしていたが、会社(店)によっては企業イメージ向上のため、地域の美化活動をしているところも少なくない。今後、東京オリンピックへ向けて、歌舞伎町も色々な意味でますます浄化されていくのだろう。日本最大の歓楽街から“怪しい匂い”が薄れていくのは、少し寂しい気もするが‥‥。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論