5月30日から公開されている映画「新宿スワン」が、5週連続1位だった「シンデレラ」を抜き去り、首位に輝いた。同作は豪華人気俳優達が多数出演し、欲望渦巻く新宿歌舞伎町のスカウトマンたちの戦いにラブロマンスを融合させ、若者を中心に大ヒットしているという。
「映画では主役の綾野剛と、ライバル役の山田孝之との迫力あるアクションシーンや、薬物に溺れる沢尻エリカがランジェリー姿で靖国通りを駆け抜けるシーンなど、俳優たちの体当たり演技が印象的。さらに今野杏南によるベッドテク講習や、丸高愛実の胸を揉まれ続ける描写もあり、最近のメジャー系邦画の中ではかなり冒険していると言えます」(映画ライター)
他にも伊勢谷友介や吉田鋼太郎など、味のある役者が顔を揃えている新宿スワン。しかしそれらの豪華俳優人の中で、ただ1人浮いているのがモデルの山田優だという。山田は物語の中で、歌舞伎町を牛耳る権力者たちを手玉に取る水商売のママ役を演じている。
「映画を観た人たちからは『なぜ今頃、山田なんだ?』とキャスティングに関して疑問を持つ声が多くあがっています。おそらく本作で主役を務める綾野剛の所属事務所はトライストーン・エンタテイメントですが、『新宿スワン』のプロデューサーを務めたのもその事務所の社長。つまりトライストーンの看板俳優は小栗旬なので、その繋がりで妻である山田をキャスティングしたのでしょう。しかし、そんな彼女も他の出演者に負けじと、吉田から股間を弄られるなど、体当たりで演技に挑んでいます」(芸能記者)
映画「ルパン三世」では小栗との夫婦共演が話題となった山田。もはや旦那の力を使わなければ映画出演は難しいのだろうか。