6月14日に放送されたドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)に、AKB48の渡辺麻友が出演した。番組では先日行われたAKB選抜総選挙に至るまでの40日間を密着。しかしその放送内容が視聴者の間で大きな話題となっているという。
「番組は渡辺が苦しい表情で前屈みとなり、小走りでトイレに駆け込む所を執拗に追ったシーンを放送しました。トイレに行く前、渡辺は気を使って『すみません、お手洗いへ』と言ったにもかかわらず、ナレーションは『緊張するとお腹が痛くなるタチらしい』と被せたことで、視聴者に彼女が便意を催しているとイメージさせてしまったのです。清純派アイドルがトイレに駆け込む様子を、わざわざ入り口まで追いかけ放送するなんて前代未聞ですよ」(アイドル誌ライター)
このシーンに関してファンからは「なぜ放送した?」「女の子が下っ腹押さえてトイレ行く所なんて映すなよ!」「まゆゆはそんなことしない!」といったファンからの怒りが相次いだ。またこれ以外の映像に関しても、渡辺自身が疑問を唱えているという。
「渡辺は過去、AKBオーディションを2回受けているのですが、今回の『情熱大陸』では昔を振り返る映像として、わざわざ落選した時の映像を使用しています。これに対し、リアルタイムで放送を見ていた渡辺は、自身のツイッターで『昔の映像ブスすぎ引いてる』『なんで1回目の落ちた時のオーディション映像使った!!!笑』と番組の編集に不満を漏らしていました」(テレビ誌記者)
放送内で「AKBは真面目な子が損をするような世界。でも、私はいつか絶対報われると信じてあきらめないでやってきた」とアイドルのプロとして強い意志を見せ付けた渡辺。それだけに一部ファンは今回、スタッフのズレた編集が許せなかったようだ。
(森嶋時生)