フジテレビを退社するのではとの噂が持ち上がっている“ミタパン”こと三田友梨佳アナ。お嬢様育ちとして知られる三田アナは、テレビ局の局アナにこだわる必要もないと言われている。だが一方で、アナウンサーとして壁にブチ当たっているのかもしれない。
三田アナは実家が老舗の料亭で、しかも父親は明治座の社長という家柄。子供のころから周りに政治家や経営者、著名芸能人が当たり前のようにいる環境で育っているため、誰に対しても物怖じしないのが長所のひとつだ。だが、その反動と言える側面もあるのだという。
とある雑誌編集者は、三田アナに取材で会ったときの印象があまり良くなかったと語る。「お世話になります」と名刺を差し出して挨拶したところ、「はあ、どうも」という感じで対応されたというのだ。その後の会話もあまり弾まず、取材の手応えはイマイチだったという。
この編集者は何人もの女子アナに取材した経験を持つが、みな一様ににこやかで感じがよく、「いっぱい取材してくださいね!」と声を掛けてくれることもあったとか。女子アナはあくまで会社員ではあるが、ほとんどの女子アナは「芸能人のオーラをまとった華やかな会社員」というイメージだったそうだ。
それに対して三田アナからは、「一般人には興味がない」という印象を受けたという。「子供の頃から大物ばかり相手にしているから、ただの会社員には興味がないのかもしれませんね」と、彼は残念そうな表情で語ってくれた。
一方で三田アナは、西武ライオンズの金子侑司選手やサッカー日本代表の長友佑都選手らと熱愛の噂が持ち上がるなど、著名スポーツ選手には弱いらしい。ソチ五輪金メダルの羽生結弦選手に舞い上がった様子で接し、視聴者から批判されたという一件もあった。
レギュラー出演中の情報番組「直撃LIVE グッディ!」では浮いた存在になっていると伝えられる三田アナ。本意ではない仕事を会社員としてやらされるくらいなら、フリーになって著名人を相手に仕事をしたいと思うのも無理はないかもしれない。
ただ、三田アナが重宝されていた理由の一つは、著名人慣れしているため新人アナなのに堂々としているという点も大きかったはず。それが入社5年目の中堅アナとして、オドオドしないのは当たり前というポジションになった今、求められているのは場を仕切る能力のはずだ。果たしてフリーになった時、ミタパンを必要とする局や番組があるのか、心配するのはお節介というものだろうか。
(金田麻有)