一発屋と言われつつも、まだまだ出番の多い8.6秒バズーカー。8月18日には彼らを含む若手芸人4組でのライブを渋谷公会堂で予定するなど、存在感を示している。
そんな人気者の8.6秒バズーカー。「ラッスンゴレライ」の着メロなどでさぞや潤っているのではと思われるが、実はいま現在、切り詰めた生活を送っている可能性すらあるのだという。
その原因は遅刻だ。はまやねんが、6月17日に開催されたDVD発売記念イベントに寝坊を理由に遅刻。報道陣に土下座して謝罪したが、所属事務所の吉本興業は遅刻に関して厳しいペナルティを設定しているのである。
ルミネtheよしもとなどの劇場では、遅刻が原因で出番を後ろにズラしてもらったりした場合にはギャラが没収される。当日の出演が不可能になるほどの遅刻だった場合には、向こう1カ月間のギャラがもらえなくなるというのだ。しかもコンビやトリオでは連帯責任とされるという厳しさなのである。
8.6秒バズーカーの場合、自分たちのDVDの発売記念イベントだったことから欠席するわけにもいかず、集まった報道陣に対してスタッフが遅刻について謝罪したという経緯がある。当然、吉本サイドの怒りが大きかったのは想像に難くないだろう。
これでギャラが没収されたかどうかは定かではないが、まったくペナルティなしで終わったとはとうてい考えづらい。ただでさえ、「若手なのに優遇されている」という目で見られている以上、事務所としては遅刻を大目に見ることはできないはずだからだ。もしかしたら、1カ月間の無給期間を過ごしている可能性すらありえるのだ。
ちなみに8.6秒バズーカーでは、ネタ作りは田中シングルが担当しており、遅刻したはまやねんはボケ担当。はまやねんが口下手でネタを言うタイミングが悪いため、リズムネタを開発したという経緯がある。このまま遅刻が続くようだと、田中は舞台以外でも「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん!」とキツいツッコミを入れることになりそうだ。
(金田麻有)