お笑いコンビの「8.6秒バズーカー」が「NEWSポストセブン」の取材に応じ、直近3カ月の月収などを明かしている。
2014年の末に“ラッスンゴレライ”のリズム芸で大ブレイクを果たし、デビュー間もない新人芸人でありながら、月収500万円という大金を稼いでいたはまやねんと田中シングルの2人。2015年に入ってもテレビ番組からの引っ張りだこ状態は続き、超多忙の日々を過ごすも、過去のSNSへの投稿や発言から一部で“反日疑惑”が浮上。当初は“根も葉もないヤジ”を静観する姿勢を貫いていた2人だが、それをいいことにネット上での批判はエスカレートし、
「最終的には出演した番組のスポンサーにクレームが入ったりして、テレビ局にご迷惑をお掛けしてしまいました」
と当時を振り返っている。
昨年のテレビ出演回数は「4回」で、しかもその出演ははまやねんの不貞ネタだと語る田中シングル。これだけ聞けば、現在の彼らの困窮ぶりがうかがえるものの、直近の月収を問われると「ボクは70万円、30万円、50万円でした」と答え、十分安泰といえる3カ月分の収入を告白した。
「俗に言う“一発屋芸人”はテレビ番組での登場が激減し、世間から次第に忘れられていくパターンが多いため、その収入もスズメの涙ほどだと誤解されがちですが、実際には営業回りに精を出せば相当な収入を得ることができます。リズム芸や手品芸、アクション芸などで一発でも全国レベルまで浸透させることができれば、地方への巡業で月に50万円ほどを普通に稼げてしまうようですね。8.6秒バズーカーの2人も、テレビの仕事は減っても営業や結婚式の余興など、全国に営業回りをすることで食いぶちを入れていると話しています」(テレビ誌ライター)
ネット上でも2人の現在の月収額について「30万円もあるのか!?」「今もスゲー稼いでる」「それくらい取れたら御の字やわな」「何気に稼いでいるんですね」との驚きの声が集まっている。
とはいえ、ブレイク時との生活の変化として、“貯金”や“節約”を覚えたという2人。流行りすたりの激しい芸能界において、荒波に揉まれた経験を活かせているようだ。
(木村慎吾)