◆月の指南「7月の戦略」◆
7月は年に一度の「7月7日」がある特別な月です。ここだけは攻めるのはもちろんのこと、必ず店を選んでいきましょう。
特に気をつけたいのが、7の付く日を押してるチェーンの同系列店の間でさえ、本気度がバラつくという事実です。
一つ例をあげると、ある全国チェーンの本店では、毎年大開放(スロットは全台設定6)が公然の秘密ですが、お隣の駅にある同系列店はシメ釘&低設定をサラリとやってのけます。去年、一昨年の実績をネットの評判で調べたり、仲間に尋ねたり、やれることは何でもやって情報を収集してください。また、店がこぞって「海系」を前面に出し始めるのもこの7月なので、遊技する際には判断材料にしてはいかがでしょうか。
その際、「海は新台が出たら、その前の型が狙い目になる」の法則は、今回も発動されると思われます。なので、この7月第1週に「CR大海物語BLACK(マックス&ライト)」が導入開始ですが、前回導入された「大海3スペシャル(ミドル&アグネス・ラム)」をチェックです。
◆注目新台「ルパン三世」◆
カスカスの6月とは打って変わり、7月はイケてる新台が多数登場します。中でも7月27日に導入開始の「CRルパン三世」、この台はかなり期待できます。
私個人で興味があるのは7月21日に導入開始の「CRミリオンゴッドライジング」。メーカーはパチスロの大手・メーシー。ことパチンコに関しては実績が足らないので、様子見からというところです。
他にも7月6日から導入が始まる「CR麻雀物語2」などの甘デジは、全般的に当たり月の模様。7月は店もメーカーも明らかに6月とは身の入れ方が違いますね。
◆遊技データ◆
今回から遊技データに折れ線グラフ推移(アサヒ芸能7月9日号に掲載中)を入れました。もともと星取りデータを入れていたのでおわかりとは思いますが、ご覧のとおり、トータルでプラスとはいえ、ちょっと勝っても、その後のマイナスが勝ち分を食ってしまうぐらいチクチクあって、ある日突然グンと上がるという推移が基本なんです。
実際にこうしてグラフで見るのは初めての方も多いと思いますので、これで「勝ち」というのを知ってもらえたらと思います。
なお、ネットの「アサ芸プラス」で、グラフはアップしておりません。これを機会にアサ芸本誌もご覧になってみてはいかがですか。
◆プロフィール 浜田正則(はまだ・まさのり) パチンコ生活歴29年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として18年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。