エンタメ

ギャンブルライター・浜田正則の「パチンコ必勝手記」“導入傾向から続編の期待度を判別狙いは「絶狼」「アグネス」「慶次」!”

20150604bb

◆四方山話「導入台」◆

 ホールが台を導入する際に決め手となる要素は、おおむね次の4種類です。

【1】人気・前評判。

【2】ちょうど入れ替え日にデビューが重なった最新台。

【3】店長の好み。

【4】メーカーとのつきあい。

 このうち、【1】の人気台は、買うと決めたら最新台でも高値の中古台でもいとわず買い入れます。

【2】は、とにかく「最新機を入れとけ!」という導入ですので、その時点ではガラガラポン。現場で客が飛んだ場合は、即戦力外に。

【3】の場合、コケたら店長の責任ですので、客付き目的で釘が甘くなりやすい傾向があります。

◆実戦指南「大ウケした台の後続機狙い」◆

 最後に【4】。これがクセ者で、次のような感じです。

〈抱き合わせ導入〉大物台を買う際、そのメーカーの別台もバーターで購入。

〈機歴導入〉「あの台を買ってくれた店にしか、この台の初版分は卸しません」というメーカー縛りで、前後の入れ替えにて、しょーもない台をシブシブ導入。

 お店はこのような台がかわいいはずもなく、これらの台がアケ釘になることはまずないので相手にしないとして、問題はそうまでして手に入れた「本命台」の以後の動向になります。

 ここで本命台がコケたら大変。今やメーカーの一人勝ち時代と異なり、集客につながらなければ、お店は次回の導入に躊躇します。

 するとメーカーは、「台の稼ぎを多くする」ように後継機の「スペックを下げる」わけです。そうすれば客には嫌われますが、店には歓迎されますので、スベッた台の続編は要警戒。

 もくろみどおりに客が付いた場合は、次は客人気だけを気にして甘めに設計してもお店は買ってくれますので、メーカーとしては満足のいく台が作れます。

 今で言うと、「牙狼⇒絶狼」が完全にいいパターンに入りました。ですので、牙狼系は次の台もきっと甘いスペックで登場することでしょう。

「海物語アグネス・ラム」も歴代甘く、今回もいい感じ。今後も新作が出るたびに甘めを維持した台となるはずです。

「花の慶次」と「北斗の拳」は、明暗が分かれました。慶次の続編は期待大、北斗は微妙、といったところです。

 そして店寄りのキツい台としてデビューしたあと、増台、増台で完全に信頼が生き返ったのが前回の「ルパン三世」。今度のルパンが出る時には、客寄りの台になる期待ができます。

◆プロフィール 浜田正則(はまだ・まさのり) パチンコ生活歴29年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として18年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。

カテゴリー: エンタメ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
4
「子供じゃないんだから」佐々木朗希が米マスコミに叩かれ始めた「温室育ち」のツケ
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」