7月17日にスタートしたテレビドラマ「表参道高校合唱部!」(TBS系)の視聴率が6.6%だったことがわかった。主演は約1000人の中からオーディションを勝ち抜いた芳根京子が務めたが、まだ知名度が低く、多くの視聴者を引っ張ってくることができなかったようだ。
「TBS金曜22時枠といえば、前クールまで山下智久主演の『アルジャーノンに花束を』が放送されていましたが、視聴率は伸び悩み、最終回では7.2%まで下げてしまった。そしてその後に始まったのが『表参道高校合唱部!』でしたがその数字をさらに下回ることに。この結果に山下側は一安心していることでしょう。もしも、まだ無名女優である芳根に、数々のドラマで主演してきた山下があっさり敗北してしまったら、彼の立場はもうないと一部で言われていましたから」(テレビ関係者)
「表参道高校合唱部!」で主演を務める芳根京子は現在、ドラマ「探偵の探偵」で北川景子の妹役も演じている。そのため「表参道──」放送当日は北川も公式ラインで「みんな22時からはTBS見るんやで」と宣伝に協力していたが、結果は厳しいものとなった。だが今後、同ドラマは視聴率を上げてくる可能性があるという。
「初回視聴率は低いものとなりましたが、作品自体はドラマファンから評価が高く、メインとなる合唱シーンも感動したと、ネット掲示板やSNSなどで口コミが広がっています。主演こそ無名ですが、脇には大ヒット映画『シンデレラ』の日本語声優としても話題になった城田優がいますし、さらに今後は『アナと雪の女王』の吹替で一大ブームを巻き起こした神田沙也加が参戦するなど、話題性は十分。そのため今後は、音楽ファンを巻き込み、ジワジワと数字を伸ばしてくるのではないかと言われています」(テレビ誌記者)
初回以降、数字を下げ続けた「アルジャーノンに花束を」だったが、「表参道高校合唱部!」は今後追い上げを見せて、山P越えとなるだろうか。
(森嶋時生)