今秋の結婚が明らかとなった男女デュオ「Every Little Thing(ELT)」のボーカル、持田香織(37)。お相手は30代前半のスポーツトレーナーで、昨年12月に初フルマラソンに挑戦した際、熱心に指導してもらったことで関係を深めたという。芸能記者が言う。
「女性シンガーやミュージシャンが年下男を“嫁にする”パターンが完全に確立化した感がありますね。この事例をさかのぼってみると、先鞭を付けたのは松田聖子だといえます」
年上の神田正輝と離婚後、1998年に6歳年下の歯科医と再婚。2012年に再々婚した外科医も2歳年下。現在も11歳年下のスタッフとの関係がささやかれている。まさに“若いツバメ”を次から次へ渡り歩いた形だ。また、聖子のライバルであった中森明菜も4歳年下のスタッフと事実上の夫婦関係にあると言われている。
「DREAMS COME TRUE」のボーカル・吉田美和は、03年に9歳年下の映像ディレクターと事実婚したものの、07年に死別。12年に19歳年下のロックミュージシャンと結婚した。また、浜崎あゆみは昨年3月、10歳年下の米国人医科大学院生と結婚。同年5月には宇多田ヒカルが8歳年下のイタリア人バーテンダーと再婚。さらに一青窈も今年4月、2歳年下のギタリストと結婚している。実質、休業中の中森はともかく、音楽業界で成功を収めた女たちはそれなりに多忙であり、経済力もハンパなくある。
「それゆえに一般女性とは求めるものが違います。女でありながら『男目線』で交際相手を考える。その結果、たとえ“ヒモ”と呼ばれようとも『嫁さん』のような年下男を選ぶ。尻に敷くというより、まさに馬乗り状態ですよね(笑)。私が稼いで贅沢させるから、その代わりに『私の心も体も癒してちょーだい』ということで、連れて歩いて自慢できる“可愛くて若い男”を求めるんです。彼女たちの中にはそれによって“美とプライドを保つ”イメージが出来上がっているのではないでしょうか」(女性誌記者)
最近、この傾向は歌手に限らず、女優やモデルの間でもブームとなっている。菊地凜子(34)&染谷将太(22)、小雪(38)&松山ケンイチ(30)、杏(29)&東出昌大(27)などが代表例か‥‥。これらもミュージシャンほどの男女格差はないが、それでも妻のほうが大物というイメージはぬぐえない。
「ただし、この関係は常に離婚危機や破局と隣り合わせという危うさはありますね」(前出・女性誌記者)
2歳年下のイケメン社長と入籍したものの、わずか3カ月で別居に及んだ米倉涼子。10歳年下の俳優夫の不貞行為にあきれ、離婚も視野に別居を始めたと言われる鈴木砂羽。結婚秒読みと思われていた鈴木京香と9歳年下の俳優・長谷川博巳の同棲解消は、その失敗例の典型パターンだろう。
「その他、6歳年下の俳優早乙女太一と結婚したモデルの西山茉希も離婚間近と報じられています。単なる姉さん女房ではない、女性が富も知名度も格上という熱愛はやはり一筋縄ではいかないという意味でしょう」(前出・芸能記者)
若いイケメンが大好きという女性には憧れの恋愛パターンの数々かもしれないが、その先にあるのは「天国か地獄か!?」。神のみぞ知るというわけだ。
(金子良太)