8月11日の放送で視聴率2.8%という驚きの数字を記録し、世間に衝撃を与えたテレビドラマ「HEAT」(フジテレビ系)。そんな同ドラマは、大幅なテコ入れが必要とされる時期に来ているという。
「『HEAT』は毎週、ドラマの中で特に大きな事件が起こらず、火災シーンもほとんどない。消防署ではなく消防団をテーマにしているため、町の小さな事件にスポットを当てた脚本なのでしょうが、それではドラマとして盛り上がりに欠けます。このまま同じような流れが続けば、さらなる視聴率の下降は免れないでしょう。そのため脚本のテコ入れは必須のはず」(テレビ誌記者)
そんな地味な展開が続く「HEAT」だが、次回は今までとは毛色の違う流血シーンを盛り込み、ドラマは急展開を迎えるという。
「次回予告を見ると、主役のAKIRAが何者かにナイフで刺され、血を流し倒れこむ様子が映っています。『HEAT』はこれまで、大事件が何も起こらず進行してきましたが、ここにきて突然の急展開を見せるようです。この予告にネットでは『脚本家、ついにヤケクソになったか』『テコ入れ来たな』という意見が殺到。また低視聴率により主役交代の噂があることから、この展開をキッカケに『AKIRAをフェードアウトさせるのでは?』との声もあがっています」(前出・テレビ誌記者)
“今世紀最低視聴率記録”を更新し話題になったことで、次回は興味本位から一時的に視聴者が、チャンネルを合わせるのではないかと一部では言われている。はたして「HEAT」は、そのチャンスをものに出来るだろうか。
(森嶋時生)