8月末でSKE48を卒業することが発表されている松井玲奈が、21日に音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に生出演。自身が最初で最後の単独センターを務める最新曲「前のめり」を披露した。
SKE48としては同番組への出演がこれで最後となる松井は、SKE48の象徴ともいえるパワフルなダンスを披露し、こん身のパフォーマンスで見守るファンたちの期待に応えた。
グループを一躍スターダムへと導いた功労者が見せた、圧巻の「Mステ」ラストステージがファンたちを魅了したことは言うまでもないが、その日、同番組でSKEファンたちを魅了した人物がもう一人いる。その人物とは46歳にして今なお独身を守り続け、抱かれたい男NO1に君臨し続ける福山雅治だ。
当日は福山も同番組に出演しスペシャルメドレーを披露したのだが、彼の男気あふれる行動がファンたちをうならせた。
それは同番組のエンディングでのこと。MCを務める弘中綾香アナは、まず初めに今回の出演者の中で一番の大御所である福山にコメントを求めたのだが、ここで福山が思わぬ“神対応”を見せたのだ。
「いや、まあ、松井さん今日が最後なんだから、しゃべってくださいよ」と、福山は第一声で発言、すかさず松井にコメントを譲ったのだ。
そのおかげもあり、松井は無事にコメントすることができた。だが生放送ということもあって、松井がコメントできた時間もほんのわずか。もし福山のこのファインプレーがなかったら‥‥とファンは冷や汗をかいたようだ。
「若手の弘中アナが台本どおりに進行しようとしたのは当然で、まずは福山にコメントを求めた。もしも福山が通常どおりにコメントしていたら、その後に松井がコメントしても、ラストの挨拶途中で放送が終了する惨事になりかねませんでしたね。それを福山のとっさの判断で、まぬがれることができたんです。これは余裕のないタレントには意外とできない行動です。SKEファンたちが福山に感謝するのもわかりますね。門出を後押ししてもらった松井本人も、福山に足を向けて寝られないでしょう(笑)」(芸能ライター)
番組終了後、ネット上では、「モテる男は違うわ」「福山アニキ、ありがとう!」「推しメンが福山と結婚することになっても、福山許せる」といったSKEファンの声であふれた。
とはいえ、元々アイドル好きと言われている福山。下心すら称賛に変えてしまう‥‥といったら、モテない男のひがみだろうか?
(石田安竹)