俳優や画家など複数の肩書を持つ片岡鶴太郎が、8月25日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。還暦を過ぎてなお、ギラギラした芸人らしさを発揮した。同放送を観た女性誌のライターは、鶴太郎の顔つきを見て驚いたという。
「テレビをつけた瞬間、『鶴太郎が仙人になっている!』って思っちゃいました。頬はこけ、生え際は後退し、目はギョロッとしていたんです。さらに眉毛や揉み上げが不自然にカーブしていて、浮世離れしているというか、何を目指しているのか不思議でした」
そんな鶴太郎は今回の放送にあたり、新作のモノマネを披露すると公言。番組内でも黒柳が、「あなた、『マッチでーす!』ってやってたわよね」とパスを出すなど、ツカミは十分だ。さてはジャニーズタレントの新作モノマネでもするのかと思いきや、予想の斜め上を行く芸で視聴者を驚かせたのである。
「主婦層が多く観ている時間帯で鶴太郎がしたのは、医学博士の日野原重明、芸術家の岡本太郎と草間彌生、そして版画家の棟方志功のモノマネ。いったい誰に向けての芸なのか理解不能でした。棟方志功と言われても似ているかどうか以前に存在すら知りませんし、あれで笑える人がいるんでしょうか」(テレビ誌ライター)
呆気にとられた視聴者をヨソに、鶴太郎は「すっかり自分がやりたいことだけやっております」と開き直る始末。その姿からは、「今のオレは何をやっても許される」と言わんばかり。
そんな鶴太郎は8月30日放送の「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系)にて、仮面ライダーに変身するという。初変身としては史上最年長で、まさかの還暦ライダーの登場だ。こちらについては本人いわく、「いつでも変身できるよう肉体を保っていました」とのことで、まさにやる気マンマン。どうやら鶴太郎のギラギラぶりは、60歳を過ぎてなお血気盛んのようだ。
(白根麻子)