06年7月に下半身問題で芸能活動を休止した極楽とんぼの山本圭壱。今年1月にライブを開催し、約8年半ぶりに活動を再開している。
とはいえ、相方の加藤浩次やお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳などが再三にわたってテレビ復帰に向けてフォローしても、いまだに実現はしていない。そうした中、山本の“ある動き”が業界内の注目を集めている。
「日刊スポーツが25日付けの紙面で約120分間にわたる山本の独占ロングインタビューをド派手に掲載したんです。これを受けて『早期にテレビ復帰か!?』と話題になっています」(芸能記者)
山本の復帰を阻む最大の障壁と言われているのが、古巣・吉本興業の存在だ。吉本関係者がこう語る。
「一時期はうちの内部にも『復帰させてやろう』という動きがあったのですが、山本が寺で修行中に女性を連れ込んだ一件が知られると、『全然反省していないじゃないか!』と山本擁護派も態度を硬化。以来、うちからの復帰は絶望的な空気となっています」
そんな吉本といえば、メディアにも多大な影響力を持つことで知られている。それもあってか、約8年半ぶりの活動復帰となったライブこそ多くのメディアが報じたものの、これまでは吉本の顔色をうかがってスポーツ紙が山本サイドに肩入れするような記事を書くことはなかった。それが突然、山本の言い分や本人が語る復帰への意気込みを伝えたことで、状況に変化があったと見る向きは多い。芸能プロ関係者が語る。
「今回記事を載せた日刊スポーツも日頃のお付き合いがあり、当然、吉本とは太いパイプを持っている。今回の山本のインタビュー記事を掲載するにあたって、吉本サイドにお伺いを立てたことは間違いないですからね。もしかすると、吉本サイドも山本の復帰に対して態度を軟化させているのかもしれません」
山本が悲願の復帰を果たす日はそう遠くないかもしれない。
(しおさわ かつつね)