85億円もの興行収入を記録した映画版の成功を受け、すかさずテレビドラマとしても始動した「世界の中心で、愛を叫ぶ」。
映画で長澤まさみが演じた若きヒロインに白羽の矢が立ったのは石原さとみだったが、引き受けられないある理由があった。
「ヒロインの亜紀は、白血病の治療で髪がなくなってしまう役どころ。石原はCMなどのスケジュールで髪を剃るわけにはいかなかったんです」(映画ライター)
それならばと同じホリプロから、ほとんどドラマ経験のない綾瀬はるかが代役を務める。
ところが、いざスタートしたら、髪を剃って臨む姿勢などもあり、予想外の高評価。その後も「JIN‐仁‐」などの好演で、TBSに欠かせない女優に成長した。