またしてもKAT-TUN・亀梨和也が厄介ファンの被害にあった。この件はいくつかの報道でも話題となっているが、9月7日に行われた亀梨和也主演の舞台舞台「青い種子は太陽のなかにある」の大阪公演でのこと、マナーを守らなかったファンがいるという報道にとどまっている記事も多いが、実際は開演中に周囲が飛びのくほど大爆笑して舞台をぶち壊すファンが出現したのだ。観客の視線もまんまとそのファンに集まり、熱演する役者たちは涙を呑んだという。
その事態を重く見たジャニーズのファンクラブ事務局が、KAT-TUNのファンクラブ会員に対して「舞台鑑賞マナー注意」のメールを送るという異例の対応をとったわけだが、事務局がこういった注意喚起のメールを送ることは初のことだという。
亀梨といえば、6月に行われたKAT-TUNのファンミーティングで騒ぎ散らす女性ファンが現れた際に「お願いですから、静かにしてください」と土下座で頼み込み、その行動が話題になった。
ところがネット上では「一流アイドルなのに、躊躇せずに土下座できるのはスゴい」と賞賛する声が上がる一方で、「そういう行為がファンを調子づかせる」「優しすぎるのもちょっと‥‥」という意見まであった。実際、そのファンはその後も静まる気配はなく、スタッフにより強制退場させられている。
「今回のファンクラブからのメールは亀梨の指示で行われたということだが、亀梨自体が怒りを露わにして直接ファンに訴えかけることが一番効果的かもしれません。好感度キャラとして知られている亀梨だけに本人もイメージ崩壊を気にかけているのでしょうが、そうやってファンを甘やかしてるうちは、また“愉快犯”は必ず出てくる。根本的なマナーの改善は難しいでしょう」(週刊誌記者)
また、同舞台に出演する女優の笹野鈴々音もツイッターで「座長の亀梨さんもとても悲しんでおられました」と伝えているが、やはりそれでもパンチが弱い。
仏の顔も三度までという言葉の如く、次回このような厄介事があった時には愛のムチだと思って、心を鬼にする必要があるかもしれない。
(田村元希)