第2話がプロ野球「日本シリーズ」中継の影響で、放送時間が遅れ、初回視聴率から6.6%もの大幅ダウン(6.3%)を記録したフジテレビの火曜ドラマ「サイレーン」。第3話で8.6%まで回復するも2週連続1ケタ台と、その雲行きが一気に怪しくなった。はたしてこのまま爆死ドラマとなってしまうのか?
ところがこのドラマのある要素がある視聴者群を絶対に離さないばかりか、さらに増やせるはずだとテレビ誌記者が力説する。
「このドラマが他と明らかに違っているのは、男性視聴者の割合が多いと言われている点です。初回のロケットスタート時は、美しすぎる殺人鬼を演じる菜々緒のキャラクターが話題になりましたが、じつは男性視聴者を離さないのは、これでもかと散りばめられた“セクシー要素”です」
このテレビ誌記者があげた場面をおさらいしてみると、まず第1話では「松坂桃李と木村文乃のキスシーン」。これがリアルなカップルのキスそのものだったという。人気急上昇の木村文乃の男性ファンは悶絶。第1話はその他にも、菜々緒の下着姿が披露され、何気なく見ていた男性視聴者はうれしい悲鳴を上げたとか。
さらに、初回のサービスショットのオンパレードは2時間拡大版限定かと思った男性視聴者が、第2話目以降も当然のようにオトナな要素が盛り込まれていたことに驚いたのだという。
「第2話では、菜々緒が1話目の下着に続いて水着姿を披露。その際に股間部分がアップで映り込みましたが、まさかのラインがくっきり見えていたことで、ネットはお祭りになりました。第3話では佐野ひなことAKB48の入山杏奈が高級クラブのホステス役で出演。スカートの丈が短いドレスを着用し、動くたびにその奥が見えたか見えないで大盛り上がりだったようです」(前出・テレビ誌記者)
つまり、アンラッキーで落ちてしまった視聴率が第3話で復調傾向を見せたのは、“見なければ損”だと思わせる要素が常に散りばめられているからだという。確かに男性視聴者から「最近になかった大人のためのドラマ」「毎週録画して保存している」「さらなる股間演出を!」など、男心まる出しのコメントが発せられているが、記者の予測どおりなら、視聴率2ケタ復帰も可能なはず。はたして結果はどうなるか!?
(本多ヒロシ)