芸能

木梨憲武、11年ぶりのドラマ主演に隠されたテレビ局側の思惑とは?

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 とんねるずの木梨憲武が、「世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP」(フジテレビ系)でドラマ主演。ドラマ出演は「わが家の歴史」(フジテレビ系)以来5年ぶり、主演は2004年の「にんげんだもの‐相田みつを物語‐」(テレビ朝日系)以来11年ぶりとあって、話題を集めた。

 木梨といえば、最近はもっぱら個展などのアーティスト活動に力を入れるかたわら、タレントとしては冠番組の終了やコンビ解散説も飛び交うなど、一部では「引退」が報じられもしていた。

「解散報道が出るや、ネット上では『石橋は残れ、木梨は辞めろ』の大合唱。正月の『スポーツ王は俺だ!』(テレビ朝日系)の言動を受け、『木梨が寒すぎる』と“不要論”が多く聞かれるようになりました」(芸能ライター)

 今回、そんな崖っぷち感のあった木梨のまさかの主演ドラマに驚いた視聴者も多かったようだ。だが、テレビ各局には木梨を抱え込んでおきたい“ある事情”があるのだという。

「それは木梨が持つ、“ダブル豊”との人脈ですよ。一人は俳優の水谷豊。もう一人は騎手の武豊です。今年放送された水谷と一緒に旅をする番組の最中に、木梨の携帯に武から電話がかかってくる一幕がありました。7月には、木梨が水谷を連れて滋賀県の栗東トレーニングセンターを訪れ、武との3ショットが実現しています。木梨経由で視聴率男の水谷や天才ジョッキー武が夢の共演を果たす特番が作れる可能性もありますから、各局とも木梨とのパイプ強化を狙っているようです」(テレビ関係者)

 そんなテレビ界の思惑を知ってか、主演ドラマの宣伝でも木梨は、「この芝居を成功させて反町(隆史)君の次の『相棒』を狙います。右京さん(水谷の役名)にアピールしたい」とニヤリ。

 しばらくはこの“ネタ”で芸能界に生き残る気マンマンのようである。

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