ある人物のツイートをきっかけに日本テレビ系のバラエティ番組「しゃべくり007」がウソの報告をしていたことが発覚し、ネット上で話題になっている。
16日に放送された同番組で、この日のゲストの松坂桃李が会いたい人をスタジオに招待しトークをする企画「会いたい人007」でのこと。松坂は普段からやりこんでいるというゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの主人公ソリッド・スネークの声優を務める声優界の大御所・大塚明夫を会いたい人に指名。だが、スタジオに大塚は現れず、その理由をスタッフが顔出しNGのため来られませんと説明し、松坂と大塚の共演は実現することがなかった。
だが、放送から2日後、大塚はツイッターで「え? 私は別に顔出しNGではないのだが…」とツイートし、顔出しNGを否定したのだ。
「オファーが来ていないという指摘ではないため、オファー自体はしているとは思いますが、その後のフォローをきちんとしていないのはいただけない。それに顔を出すことでファンのイメージを崩したくないとNGの理由を説明していたが、大塚はイベントに参加したり、ネット上に写真も出回ってもいますから、大塚のツイート以前から声優ファンは番組の説明に不信感を持っていたようです。もちろんテレビ出演がNGということだったのかもしれないが、スタッフの説明が不十分過ぎたと思いますね」(エンタメ誌記者)
ネット上からもこの事実があきらかになると、「なぜそんな嘘を?」「大塚さんをナメてるやろ」「勝手に顔出しNGって営業妨害じゃないのか!」「BPOに報告する」という批判的な意見が殺到している。
ちなみに松坂は、この日スタジオに製作途中のプラモデルを持ち込んでいたが、スタッフの不手際でパーツが紛失。これに対して、くりぃむしちゅー・上田晋也が「こりゃ、日テレ訴えられるな」とギャグを飛ばしていたが、本当に訴えたいのは大塚のほうかもしれない。
(佐伯シンジ)