11月26日、異例の司会者と出場歌手のW発表となったNHK紅白歌合戦。その内情をスポーツ紙文化部記者が語る。
「今年は誰もが知っている大ヒット曲がないハズレの年。せめて審査員にラグビー日本代表の五郎丸を審査員として呼んで人気にあやかろうとしたが失敗。まさにナイナイ尽くしの紅白となりそうです」
そもそも不調の始まりは、内諾を得ながらも失敗した司会タモリの起用だったという。
「表向きにはタモリの年末のスケジュールが埋まっているためということが辞退の理由でしたが、NHK側は紅白前々日、前日に行われるリハーサルに関しては通用よりユルめのスケジュールを組む“タモリシフト”を敷いて対応していた。ところが、一部スポーツ紙に内定情報をスッパ抜かれるという情報漏れがあったことから、事務所の不信感を買いそのまま白紙となってしまった」(前出・文化部記者)
現在も「ブラタモリ」「タモリと鶴瓶」などレギュラー番組を確保し、蜜月関係を保ってきたNHKとしては、手痛いミスとなった。NHK関係者が苦しい事情を明かす。
「タモさんは、昨年からNHKスペシャル『巨大災害MEGA DISASTER』という特番シリーズにも出演しています。昨年の第1シーズンは全5回に出演しており、今年9月からは第2シーズンが放送中ですが、実はこの番組も第3回から出演を取り辞めているのです。原因は不明ですが、司会者が途中出演辞退という煽りを受け、第4回に至っては放送の予定すら立っておらず、お蔵入りまで囁かれる異常事態となっているんです」
紅白決定どころか、NHKはタモロスの真っ最中!