板野友美が実の妹である板野成美に、芸能界の先輩としてのアドバイスを授けた。妹が初めて臨んだ記者会見の動画を一緒に見た際に、「お姉ちゃんながらにアドバイスしました」というのだ。その内容は、もう少しゆっくりしゃべったほうがいいというものだったそうだが、そんな板野の言葉に芸能ライターは違和感を示す。
「芸能生活10年の板野ですが、妹にアドバイスできるほどの力量があるかは疑問ですね。そもそも板野自身がトーク下手で、映画の記者会見などでも視線を泳がせながら、落ち着きなくボソボソしゃべる姿はおなじみ。早口ではないものの、それは言葉をポンポンと矢継ぎ早に繰り出すことができないだけでしょう」
一方で妹の成美は、本格的な芸能活動は今年に入ってからだが、トレーニングスタジオでは長年演技を学んでおり、それがサブウェイのテレビCMや今回の記者会見にも活かされていたようだ。前出の芸能ライターが続ける。
「語尾を“なのにぃ”と伸ばすしゃべり方は姉譲りですが、新人とは思えないほどトークがしっかりしているのは意外でした。記者会見では出だしこそ明らかに緊張して早口でしたが、途中からはハッキリと聞きやすい声で受け答えしていましたね。なにより終始笑顔を絶やさない姿には好感が持てましたし、姉よりも丸顔で柔和な表情は一般受けしそうです」
その記者会見では司会者から“板野友美さんの実の妹で女優の”という肩書で紹介されていた友美。現状では姉の七光りで注目されていることは否めないが、初めての記者会見もミスなくこなすなど、女優としての地力はありそうだ。そんな成美が姉の演技にアドバイスするようになる日も遠くないかもしれない。
(金田麻有)