かつて人気を博した歌姫・浜崎あゆみの劣化疑惑は至るところでささやかれているが、これは決して彼女だけではないようだ。
フジテレビの音楽特番「FNS歌謡祭」には浜崎も出演し、相変わらず“劣化した”などお決まりのコメントが飛び交っていたが、じつはアユと同等かそれ以上に劣化したと驚かれたのが倖田來未だ。
金髪ロングヘアに黒のドレスという風貌の倖田だったが、普段よりメイクが抑え気味だったためか「見ないうちに一気に老けた」「場末のスナックのママみたい」などの声が見受けられるなど、瞬く間にネット上は“倖田の劣化”というワードで埋め尽くされた。また、「GENKINGにしか見えなかった」という声も複数あった。
ただ、見た目が老いることは誰にでもあることであり、一方的に責めるのは気の毒というもの。だが、劣化したと言われている要因がビジュアルだけではなく、“商売道具”である歌声にもあったことが問題視されている。
「倖田は彼女を代表する07年のヒット曲『愛のうた』を披露したのですが、近年ヒット曲もなく、新曲がまったく浸透していない倖田が音楽番組で歌う定番曲です。そのためマンネリにならないようにと考えたのか、変化を出そうとしてタメて歌うなど随所にアレンジを入れていました。ところが、これが非常に聞きづらかったという声が多かった。もちろん、高音も以前より出ない、それを歌い回しでカバーしようというわけでしょうが、もともと“歌姫”扱いが不思議なほど実力派シンガーとはいえません。それゆえに過度のアレンジが非常に耳障りになっただけでしたね」(エンタメ誌記者)
「この歌い方イライラするわ~」「自分に酔ってる人の下手クソなカラオケにしか見えない」「見た目も歌もひどいリサイタルだな」など、テレビの前の視聴者からもバッシングの嵐に見舞われた。
今後は、浜崎あゆみと“劣化の女王”争いを繰り広げるのだろうか。
(佐伯シンジ)