膠着状態が続く中、昨年4月に両者は「債務弁済等契約公正証書」を作成、あらためて返済期日と不動産(自宅)の担保を確認した。
「この頃には映画製作は頓挫していたようです。Sさんは『ホリプロに謝りに行った』と。石原さんのスケジュールを押さえていたわけですから。1500万円はどこに行ったのかわかりません」(I氏)
そして今年2月、事態は驚きの展開を迎えた。I氏が嘆息する。
「それまでとは違う弁護士から、Sさんの会社が倒産したので破産手続きを開始する、という通知が届いたのです。翌3月には、Sさんが私からお金を借りたことはない、と記載した書類も届いた。では担保はどうなったのかというと、公正証書を作成したあとに、同居している義父に所有権移転、登記変更されていたのです。計画的ですよ、これは。実はこんなことになる前に、詐欺被害として警察に相談していたんですが、何も動いてくれなかった」
S氏は財産を失い、返済能力もない状態になったというのである。
「私が知っているだけでも、他に3人の『被害者』がいます。私が貸した金も、一部は知人から借りてきたもの。彼らに頭を下げなければいけませんでしたし、信用も失いました」(I氏)
人気女優を巻き込んだこうした告発に、S氏はどう答えるのか。
「Iさんの作り話、自作自演ですよ。(1500万円を)借りたことはないですね。借りた事実がないのに返せ、と。ハッキリ言って、僕は脅かされて暴力も振るわれていますから」
さらに、映画製作が頓挫したことについては、
「あれは成立していない映画ですね。配給会社も決まっていませんでしたし。石原さん出演の承諾はいただいていますけど、ホリプロさんに対しても『資金が集まらないから無理です。機会がありましたらまたお願いします』と言いました」
S氏の代理人の弁護士にも確かめたところ――、
「債務がないのに、あったことになっている。債権の存在を証明してくれと言っているのに、Iさんは証明してこない。(公正証書、念書などは)脅されて作ったものです」
これに対してI氏は「いったい何を言っているのか」と、さらに憤慨。両者の主張が真っ向からぶつかる異常事態なのである。
泥沼の様相を呈する「製作詐欺」騒動に振り回された形の石原だが、
「伝説的な娼婦をモチーフにした映画主演の話があります。原作となる重松清氏の小説『なぎさの媚薬』には、ガード下での立ちバックなど、濡れ場満載です」(前出・芸能担当デスク)
はたして今度こそ、「代表作」となるのか――。
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