生番組だけに、NHK紅白歌合戦はその長い歴史において、さまざまな事件が勃発している。なかでも衝撃だった10大事件を以下──。
・サザンオールスターズの桑田佳祐が国民的歌手を揶揄(82年)
三波春夫風の衣装とメイクで登場したことでNHKにお叱りを受ける。ただし、翌83年もサザンは出場している。
・安室奈美恵のタトゥーに抗議殺到(02年)
離婚後の安室は息子の名前を左肩に彫っているが、視聴者から抗議が来たので、翌年から「隠すように」の指示が。
・吉川晃司のパフォーマンスに騒然(85年)
白組のトップで歌った吉川は、ギターに火をつけ叩きつけたため、次の出番の河合奈保子が歌い出しに遅れた。
・中森明菜と近藤真彦のくどい演出(84年)
熱愛中だった明菜とマッチ、さらには聖子と郷ひろみまでステージでダンスを踊らせるNHKらしからぬ演出。
・宮沢りえは入浴シーンからの中継(90年)
物議をかもした長渕剛の「3曲中継」の直後、りえはビルの屋上でバスタブに入って歌ったが、不評に終わった。
・司会者に気持ち悪いと言われた女(77年)
ちあきなおみが鬼気迫る表情で「夜へ急ぐ人」を歌い終えると、NHKアナが「気持ち悪い歌ですね」とポツリ。
・代打の代打で出演したアイドル(86年)
北島三郎と山本譲二にヤクザの新年会に出席した映像が流出。代役の鳥羽一郎も辞退してシブがき隊が緊急出演。
・ゴム9個をぶら下げて出演(92年)
シブがき隊の一員だった本木雅弘は白い液体を入れた9個のゴムを首につけ、最後は破って顔面シャワー。
・突然の卒業宣言に「空気読め」批判(13年)
北島三郎の紅白卒業が大きなテーマだったが、AKB48の大島優子がグループ卒業を発表し、ブーイングの嵐に。
・EXILEのATSUSHIが激怒(12年)
スタッフに渡されたイヤーモニターがTAKAHIROと逆で、思うように歌えずにエンディング出演を拒否。
はたして、今年の紅白にはどんなハプニングが起こるのか!?