容姿が似ている“キャラかぶり”も「スター戦争」の引き金になる。わかりやすい例が小雪(38)と蒼井優(30)だ。映画関係者が言う。
「キャスティング会議で、最終候補が小雪と蒼井にしぼられたのは一度や二度ではありません。現実に、このところ産休続きだった小雪に代わって、蒼井が映画出演を急激に増やしています。このままCMの仕事も奪われるのではないかと、小雪もヒヤヒヤでしょう」(映画関係者)
小雪が蒼井を強烈に意識し始めたのは12年末頃。第2子出産のため、セレブ御用達分娩施設がある韓国に渡航した時のことだった。
「現地では何度も蒼井と間違われてサインを求められたんです。実は韓国の若者の間では岩井俊二監督の人気が高く、数々の岩井映画に出演した蒼井の知名度は抜群。ハリウッド映画にも出演した小雪は大きな屈辱を味わったんです」(前出・映画関係者)
映画「海街diary」でカンヌ映画祭のレッドカーペットを踏んだ国際派の長澤まさみ(28)も安穏としていられない。“本家”にも負けない推定Eカップのバストで猛追するのがモデルの鈴木ちなみ(26)だ。
「顔は双子みたいにソックリなのに、露出度は長澤以上。3年前に発売した写真集では大胆な手ブラヌードを披露しましたが、購入者の大半は長澤ファンだったという噂も流れました。最近ではチョイ役ながら連続ドラマにも出演して、女優としても売り出し中です」(芸能評論家・平田昇二氏)
鈴木は13年にカルピス製品のCMに抜擢。カルピスといえば長澤が05年からメインキャラクターを務めていただけに、その存在は嫌でも目についたはずだ。
「親しい知人が長澤に話を振ったところ、『誰それ? 知らない』と、そっけなく返されたようですが、知らないはずがない。同じく激似ぶりが指摘される宮崎あおい(30)と二階堂ふみ(21)に関しても、2人が顔を合わせないよう、業界では共演NG扱いになっています」(芸能記者)
エンディングはフジの女子アナ対決。ショーパンこと生野陽子アナ(31)が対抗心を燃やすのが椿原慶子アナ(30)。2人は夕方の情報番組「みんなのニュース」でともに司会を務めているが、まさに水と油だという。フジ関係者が明かす。
「報道志向が強い椿原は世界情勢にも通じていて、番組の会議でも積極的に意見する。しかし生野は何か発言を求められると『私、何もわからないので』と開き直る始末。上層部は“ポスト安藤優子”として椿原に期待をかけています」
昨年11月の北京サミットで取材レポーターに起用されたのが椿原アナだった。
「サブ司会を担当する『Mr.サンデー』の生放送を前日の深夜に終えて、早朝便で北京入りする強行日程。それだけ椿原を推す声が多かった」(前出・フジ関係者)
椿原アナの大抜擢に疎外感を味わった生野アナは海外レポートを志願したのだが‥‥。
「割り振られたのはイギリス王室に誕生した王女の名前が何になるかというニュースで、局内でも『慰労を兼ねた観光取材では』という声がもっぱら。ますます2人の差は広がるばかりです」(前出・フジ関係者)
“本家”は大ヒット公開中だが、日本版の「美女スター・ウォーズ」からも目が離せない。