壮大なスケールで宇宙戦争を描いたSF大作が公開されるのは実に10年ぶり。一方、芸能界の舞台裏に目を向ければ、人気女優や女子アナたちもまた、意中の男や視聴率、プライドをかけて白熱の犬猿バトルを展開している。舞台裏で目撃された「美女スター・ウォーズ」をここに独占封切りする!
まずは2大フェロモン女優のバトルをお届けしよう。綾瀬はるか(30)と石原さとみ(28)は同じ大手芸能事務所の先輩・後輩という間柄だが冷戦状態にあるという。芸能関係者が語る。
「綾瀬といえば、与えられた仕事は何でもこなして所属事務所を支え続けた稼ぎ頭。売れっ子になった石原もまた、過密スケジュールで休みが取れなくても文句ひとつこぼしません」
そんな折、石原がある現場で漏らしたこんなつぶやきが波紋を呼んでいる。
「看板女優の私が頑張らないと‥‥」
石原が綾瀬を差し置いて「トップ」を名乗ったとあれば、宣戦布告と受け取られてもしかたがない。だが芸能評論家の平田昇二氏は石原の心情をこう代弁する。
「女優としての実力、人気ともに拮抗していますが、石原はつかこうへい氏演出の『幕末純情伝』をはじめ、多くの舞台経験がある。演技では絶対に負けないという自負があるのでしょう」
さらに2人の因縁について、こう述懐するのだ。
「綾瀬の出世作となったドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)は、もともと石原が主演を務める予定でした。ところが、白血病に侵されたヒロインを演じるうえで坊主にならなければならず、石原は他の仕事の都合上、断念した経緯がある。『私の代役だったくせに‥‥』という思いがあっても不思議ではありません」
その不仲ぶりは唯一の共演映画「インシテミル」(10年公開)の撮影現場で顕著だったという。
「主演の藤原竜也や北大路欣也ら、同じ事務所の俳優が集まったことで現場は終始アットホームな雰囲気。そんな中で、ヒロイン役に抜擢された綾瀬に敵意をあらわにしたのが石原。綾瀬が話しかけても、そっけない対応を取ったと聞いています」(前出・平田氏)
その2年後、2人の亀裂は決定的になる。原因を作ったのは舞台「ロミオ&ジュリエット」で石原と共演した俳優の佐藤健(26)だ。
「当時、佐藤と綾瀬はかなり親密なつきあいをしていて、交際寸前でした。そこに割って入ったのが石原。舞台の打ち上げでは、佐藤に体を寄せつけるなど、猛アプローチを仕掛けていたのが、多くの出席者に目撃されています。その話を聞いて怒り心頭の綾瀬は、以降、佐藤からの電話に一切出なくなったそうです」(芸能記者)
余談だが、共演者キラーの佐藤を巡るバトルは綾瀬と石原にとどまらない。
「前田敦子(24)もかつて佐藤と交際していましたが、当時、武井咲(21)も佐藤にゾッコンでした。その2人が人づてに互いの悪口を言いふらすような“情報戦”に発展。結局、佐藤の心はどちらからも離れてしまったのです」(前出・芸能記者)
さて、かつては綾瀬、石原と「ホリプロ3人娘」と呼ばれた深田恭子(33)も敵が多いことで知られている。
「かつて深田恭子に生理用ナプキンのCMオファーが来たのですが、深田は『そんな仕事、優香ちゃんがやれば』と断ったそうです。結局、優香(35)が起用されたものの、あとでその話を聞いてかなりご立腹だったそうです」(前出・平田氏)
そんな深田に強烈な突っ込みを食らわせたのが、クワバタオハラのくわばたりえ(39)だ。
「所属事務所主催のイベントがあって、舞台上のタレントが、客席にサインボールを投げるコーナーがあったのですが、くわばたが投げたボールが深田の後頭部を直撃。7年ほど前に起きた“事故”ですが、くわばたはその後、深田もよく通っていた新宿2丁目界隈で、その武勇伝をおもしろおかしく吹聴したために、深田はさらに激怒。完全に絶縁状態です」(前出・平田氏)
身内から危険球が飛んでくるとは‥‥。芸能界はまさに戦場かもしれない。