毎年恒例の「タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター調べ)が発表され、出演タイトル本数の部門で意外な人物が上位に顔を出した。1位・鈴木奈々に次ぐ2位にランクインしたのは、おのののかだったのである。テレビ誌のライターが解説する。
「132タイトルもの番組に出演したおのは、レギュラー番組こそ少ないものの、テレビをつければおのを見るという人気ぶりです。その理由は男性ウケする笑顔とスタイルに加えて、イジられてもメゲない強さでしょうね。男性陣のなかに一人だけ華となる女性が欲しい時に、使い勝手がいいのです」
一方でおのは、叩かれる要素に事欠かないのも事実。バラエティ番組では「私の友達も顔のレベルは高くない」と漏らし、自分だけは可愛いということかと叩かれる始末だ。またテレビ局員との熱愛疑惑に際しては「あくまでお友達」とシラを切り続け、イメージがダウン。そんな状況について前出のテレビ誌ライターが続ける。
「これらの発言で好感度が下がるのは事実ですが、彼女を使う制作側にとっては、こういった舌禍すらもテレビ的にはネタとなるので美味しいと考えるはずです。それに彼女は自虐的なネタも平気でイジりやすいタイプなので、共演相手で悩まずに済むというメリットもあります」
そんな人気のおのにも弱点があるという。しかもそれは長所でもあるというのだが、芸能ライターが教えてくれた。
「それは大きく結ったお団子ヘアです。誰が見ても一目で彼女だと分かるのは強みですが、髪型の印象が強すぎるため、髪を下ろすと『あなた、誰?』となってしまうんですね。だからドラマや映画への転身では苦労するでしょう」
もっとも年間100タイトル以上の番組に出演できているうちは、女優業に意欲を見せる必要もなさそうだ。
(白根麻子)