近年、大人にもファンが多いガチャガチャだが、その中でも特に人気の高い商品が「コップのフチ子」(奇譚クラブ)だ。これはOLの制服に身を包んだ女のコのミニフィギュアで、コップのふちに飾る想定で作られており、座っているポーズやぶら下がっているポーズなど、さまざまなポージングがどれもチャーミングだ。12年に発売されて以来、累計700万個というメガヒットを飛ばし、今月13日までは渋谷パルコPART1にて「コップのフチ子展」なる展覧会まで開催されている。
そんなフチ子に対抗するかのように、昨年11月26日「コーヒーカップの松崎しげる」(バンダイ)が発売され、これまたバカ売れのため今や入手困難だという。
「松崎さんに3Dスキャンをかけ、肌の色の黒さは本人監修というフィギュアだけあって、本当によく似ています。全5種のうち特に人気なのは、松崎さんが大口を開けて左手で指を差し、右腕がコーヒーカップにかかるポーズをしているもの。すでに定価でのネット販売は完売。定価1体300円のところ、マニアの間では定価の2倍以上の700円前後で取り引きされています」(都内フィギュアショップスタッフ)
人によって「お宝」はさまざまだ。