1月9日にASKAが公開した暴露ブログ。翌日にはすぐ削除されてしまったが、すでに多くの目に触れることとなった。そのなかで話題になっているのが、正体不明の集団に監視され続けていたことを告白している部分だ。芸能ライターが説明する。
「携帯電話やメールの内容をはじめ、日々の行動すべてが24時間にわたって監視され、それがネットにアップされているというものです。内容的には薬物中毒の症状としておなじみのものですが、ASKAのような著名人が告白するケースは珍しく、内容の細かさには圧倒されるほどの薄気味悪さを感じますね」
ともあれ、逮捕を機に薬物から離れたことにより、現在はASKAも「一切無くなりました」と認める状況になっているようだ。そして週刊誌の記者は今回のブログの文体から、ASKAの復活は遠くないとの推測を教えてくれた。このブログでは文章の組み立てに破たんがないというのである。
「精神面に問題を抱える人は文章が異様に長くなり、改行もなくなりがちです。さらには同じ内容を何度も繰り返したり、話の時系列が合わないといった特徴が見られます。それに対してこのブログでは構成が良く練られており、ストーリーに流れがありますね。初出の人物はちゃんと紹介され、話の展開に突飛なところもありません。誤字や脱字も少ないのですが、誰かが校正したわけでもないでしょうし、文章力の高さには驚かされます。これだけ理路整然とした文章が書けるなら、創作活動にも問題はないのではないでしょうか」
監視が事実だと信じ込んでいる問題は残るものの、ASKA本人が「もう監視されていない」と思えるなら、少なくても日々の生活には影響なさそうだ。監視の件を過去のものとして捉えられるなら、音楽活動への復帰も遠くないのではないだろうか。
(金田麻有)