11月28日、法律違反の薬物使用の疑いで、またしても逮捕されたASKA。11月25日に「盗聴されているので確認してほしい」とみずから警察に通報し、任意で尿検査を受けた結果、薬物の使用が発覚した。
「ニューアルバム」の完成を間近に控えたタイミングでの逮捕にファンの間では動揺が広がっているが、周囲では、2度目の逮捕が予想されていたようだ。
「やっぱりやってしまったと思いましたね」と語るのは、ASKAを知る音楽関係者である。
「釈放後のブログでの情緒不安定な書き込みを見ても、クスリをやめていないだろうと思っていました。彼に懺悔録の執筆を持ちかけた出版社の人間も『話の内容が支離滅裂すぎて本にできない』と嘆いていましたし、逮捕は想定内です。ASKAのブログでも触れていましたが、『逮捕1カ月前に届いたメール』も異変を感じ取って送られたものではないでしょうか」
そのメールとは何か。この音楽関係者が続けて言う。
「ASKAとアルバム制作を一緒にやっていたミュージシャンから『今回のアルバムからは辞退させて頂きたい』とのメールが10月末に届いたとのこと。今思えば、逮捕を予見していたのではないでしょうか」
ファンと関係者の期待を再び裏切ってしまったASKA。再起への道のりは厳しい。
(白川健一)