薬物裁判で14年9月に懲役3年、執行猶予4年の判決を受けた歌手のASKAが事件後初めて、1月9日深夜にブログを公開した。ところが数時間も経たない10日午前1時すぎ、突然その内容は削除された。削除された内容はおよそ9万字で、分厚い文庫本1冊に相当する。
「サッと見た瞬間に文字数の多さに驚いて、すぐにコピペをしてパソコンに保存しました」
と言うのは音楽プロデューサーだ。はたしてその中身とは?
「仕事の合間に読んでいたら3日間もかかったほど読み応えがありました。ASKA自身もこのブログのことを『本』と書いていましたが、まさに告白本のよう。『序章』から『追記』までが20の項目に分けられて目次のように並んでおり、薬物の入手ルート、誰かに監視されていると思い込んだことから薬物を使用したことなどが克明に書いてあった。ASKAと同時に逮捕された不貞相手の栩内香澄美元被告を『真澄』と仮名にして『冤罪である』と、何度も主張しているのが印象的でした」
さらに、ASKAはこのブログにて、「私は、何も罪のない一人の女性を犯罪者にしてしまいました。一生苦しみを背負うこととなってしまいました。全て私の不徳の致すところです。私は、その苦しみから逃れるかのように楽曲制作に没頭いたしました。現在、フルアルバム約5枚分の楽曲が揃っています」と綴っていたというが、果たして新曲が聴ける日は来るのだろうか。