ここにきて、日本スケート界の絶対的エース、羽生結弦の人気に陰りが見えてきているという噂が聞こえ出した。
「もともとあの優等生的な雰囲気がどうにも‥‥という声はちらほらあったんです。しかし、以前の羽生はここまで目立っていなかったし、インタビューでも奥ゆかしい発言が多かった。ところが五輪以降、強気な発言が増えたともっぱらの噂ですね」(週刊誌記者)
確かに「SEIMEI」を披露した際の「まずここまで和のプログラムを演じられるのは今の日本男子でたぶん僕だけ」という発言や、東日本大震災への思いを語った「ソチオリンピックの日本人金メダリストは僕一人ですし、19歳の金メダリストというのも僕一人です。自分の中ではこれまでと変わりないのですが、誰とも同じではない唯一の存在、特別な立場の人間になったことで、たくさんの人に伝えなければいけないことがある」という発言もけっして間違いではないのだが、鼻につく人もいるかもしれない。
「羽生の演技後の『どうだ!』という態度が気に入らないとか、強気で生意気とか、アンチな発言をする人は増えました。それでも『あの実力はすごいから許す』という人も多いんです。世界選手権で“4回転ループ挑戦”に言及したことで、有言実行が生意気に見られたということもあるんだと思います。しかし、世界と戦うならそれくらいのハートでないといけないと思いますよ」(スポーツライター)
さらなる進化で、ぜひアンチな人々を黙らせていただきたい。
(芝公子)