元AKB48で現在は姉妹グループのNMB48に籍を置く梅田彩佳が、23日に行われたAKB48グループの「リクエストアワー セットリストベスト100 2016」で、グループ卒業を発表した。
2期生としてAKB48に加入した梅田だが、現在AKBグループで活動している2期生メンバーの宮澤佐江と小林香菜もすでに卒業を発表しているため、梅田の卒業により加入当時17人いた2期生メンバーが完全に姿を消すことになった。
また、梅田は現在27歳の昭和64年生まれという、数少ないお姉さんメンバーだったわけが、彼女の卒業によって現在国内グループだけで300人以上が在籍するAKBグループで、昭和生まれのメンバーは梅田より1歳上の小嶋陽菜ただ一人となってしまう。
小嶋は14年の選抜総選挙の開票イベントで、卒業発表をするかの流れでスピーチを進めるも「卒業…しませ~ん!!」とドッキリを敢行。以降、メディアが「いつのタイミングで?」と常に注目していたが、その間に同期の高橋みなみや梅田などの古参メンバーが先に卒業を発表したというわけだ。
「1年ほど前の記者会見で、30歳までには年上男性と結婚したいとコメントしていましたし、さらに、その1年前には『AKBでやり残したことはない』とも話していますから、本当にタイミングだけでしょう。それに小嶋はAKBに在籍しているといっても、モデル業や競馬関係の個人仕事などがメイン。AKBグループ冠番組などの出演は極端に少なく、若手に道を譲っているような状態で彼女の本意ではないんでしょうね。ファンからは、寿退社するまで在籍して伝説を残してほしいとの声も上がっているくらいです」(アイドル誌ライター)
多くのファンは小嶋の場合はもはや名前だけでもOKという流れになっている。今後は“いつ卒業するのか?”よりも“いつまで在籍してくれるのか?”がテーマになりつつあるようだ。
(石田安竹)