1月25日、きゃりーぱみゅぱみゅが自身のスマートフォンの待受画面をツイッターに投稿したところ、人気アニメ「ラブライブ!」のファン、通称“ラブライバー”たちが大荒れし、彼女に怒号のリプライを送りつけた。
きゃりーはツイッターに「可愛くて待ち受けにしてるんだけど誰なんだろう」というつぶやきとともに、女の子キャラクターの画像を投稿。その画像がラブライブ!に登場するキャラクターの一人「南ことり」であったのだが、ラブライバーたちは、彼女のつぶやきが許せなかったらしく、「知らないくせに待受けにしないで!」「は? ことりだろ? ナメてんの?」「俺の嫁を晒すな!」などと怒りを露わにした。
しかし、この炎上騒動にきゃりーファンたちは一斉にドン引き。
「昨年12月に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でも、ラブライブ!内のアイドルグループ『μ’s(ミューズ)』の紹介コーナーの際、カメラに向かってNMB48の山本彩が『にこにーポーズ』と呼ばれるラブライブ関連のポーズをとったところ、ラブライバーがツイッターで彼女を叩く事態が起きました。また、昨年2月に行われたμ’sのコンサートでは、声優たちが観客に向かってチョコを投げたのですが、それを受け取った男性が周囲のラブライバーたちから殴る蹴るの襲撃にあい、チョコを強奪され、医務室に運ばれたそうです。誤解のないように言いますが、もちろんファンの多くはそんなことはありません。しかし一部の熱狂的ファンは非常に態度が悪く、問題行動が多すぎる」(芸能誌ライター)
今回の件については、純粋に作品を支持するラブライバーたちからも“過激派”たちへの批判が多く見られた。
アニメ業界、映画業界でもドル箱となった作品だけに、「ラブライブ!」運営側も何か早急に対策を立てるべきかもしれない。
(権田力也)