赤西仁(23)との突発的な「デキ婚」で世間を驚かせた黒木メイサ(23)が、各方面からブーイングを浴びている。予期せぬ妊娠、事後報告でストップする仕事が続出したからだ。
2月8日に結婚が発覚し、翌9日には入籍報告。この時点で、黒木は妊娠2カ月だった。
「実はその頃までに、黒木にドラマ『相棒』(テレビ朝日系)へのレギュラー出演オファーが舞い込んでいたのです」
こう明かすのは、テレ朝関係者だ。「相棒」は水谷豊(59)を主演とする、2002年から続く刑事ドラマ。文字どおり、水谷の相棒刑事役を務めた及川光博(42)の降板に伴い、新相棒を起用する必要があった。テレ朝関係者が続ける。
「実質的に権限を持ち、ドラマを仕切っているのは監督やプロデューサーではなく、水谷。その水谷は、共演した檀れい(40)に及川が手を出し、結婚してしまったのが許せないんです。共演者同士のそういう行為を嫌う人だから、『ダメだ。アイツはもういい』の声で降板が決まった。さらに水谷は後任について、『だったら女がいい。共演者に手を出す心配もない』と言って黒木の名前を出したんです。黒木が(昨年夏に)出演した刑事ドラマ『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』(テレ朝系)を見て、気に入っていたようでした」
水谷は本気モードで、
「黒木メイサって話題になるでしょ。『相棒』初の女性刑事ってのもいいんじゃないの」
とノリノリだったという。
ところが、出演を打診しても黒木サイドはなぜか煮えきらない。赤西との件があったからである。そうこうするうち、デキ婚が発覚。ドラマ準主演は頓挫し、新相棒は成宮寛貴(29)に落ち着いた。さらに―─。
「もう一つ、ボツにしていた仕事があるんです」
こう話すのは、広告代理店関係者だ。「サッポロビールが、生ビールのCMに起用を考えていたんですよ。ところが、代理店が企画書を書いた段階でデキ婚が浮上。妊婦にビールというのはNGだし、しかも中出しだけに、代理店は『生じゃ、イメージが悪いからなぁ・・・・』と笑えない様子でした」
黒木のCM出演料は1本約3000万円と言われる。ドラマ出演と併せての大損害に、所属事務所は頭を抱えているという。広告代理店関係者が続ける。
「黒木は女性にも男性にも好かれる、米倉涼子(36)、篠原涼子(38)のようなクールビューティ系として、商品価値がありました。しかし、赤西の全国ツアー中止、7月主演ドラマ降板など、事前の結婚報告がなかったことに対し、所属事務所ジャニーズはペナルティを科した。もちろん黒木サイドにも怒っています」
芸能界の掟を破った黒木への将来的な損害は、さらに拡大しそうなのだ。
「テレビ界では今後、ジャニーズに逆らってまで黒木を使いたいところはないでしょう。では、ポスト黒木は誰なのか。同じ事務所には堀北真希(23)がいますが、イメージがまったく違う。同じくモデル出身の桐谷美玲(22)を売り出そうとしています。この4月から『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスターになったのも、先を見据えた活動の一環ですよ」(ワイドショーデスク)
おめでたいはずの妊娠がみずからの首を絞めるとは、何とも皮肉な話である。