2月2日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)は、芸能人同士のフィーリングカップル「ラブマゲドン」を放送。この恋愛がテーマの企画に、三角関係騒動真っ最中の狩野英孝が出演するとあって、ネット上では放送前から話題になっていた。さらに、8対7で男が1人カップルになれない仕組みの、まさにその1人に狩野が残り、笑いに包まれて番組は終了したのだ。
「収録は騒動以前に済んでいたのでしょうが、渦中の狩野見たさ、さらに恋愛がテーマの企画なら視聴率は伸びるのではと思っていました。しかし、まさかの8.0%という低い数字になるとは意外でしたね」(芸能ライター)
というのも、今年に入って芸能界は騒動が頻発。SMAPの生放送会見にとどまらず、ベッキーの出演、休養直後の番組、そして「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)の石坂浩二に対するシーンカットの仕打ちなど、騒動の当事者が関わった番組は軒並み視聴率がアップする現象が見られるのだ。
「『ロンハー』は、昨年あたりから視聴率1ケタを頻発し、低迷がささやかれている番組。まさかのタイミングで話題の狩野が出演した今回、関係者もV字回復を期待していたはずです。しかし、結果はこの数字。狩野クラスでは視聴者は動かないのか、それとも狩野でさえどうにもできない惨状なのか」(週刊誌記者)
01年10月から続く長寿番組。現時点で「番組打ち切り」の情報はなく春以降も継続するのだろうが、大きな転換が求められているのではないだろうか。